空港・航空業界で働くメリット・デメリット①
「よく聞くあの噂、本当なの?」
空港・航空業界で働いた時の裏側のお話を書いてみたいと思います。
お疲れ様です。
ランナーガールです。私は航空業界の裏方として8年空港に勤めました。
勤務体系は、土日祝日休みのカレンダー暦通り。
メリットデメリットについて、沢山ありますが5個ずつピックアップします。
まずはデメリットから行きましょう。
◆デメリット編
①【天候に左右されやすい】
これは、航空業界あるあるですよね。台風や大雪に大きく左右されます。
2014年千葉県のハブ空港では、近年まれにみる大雪で空港から出入りする鉄道3社が、17時台に運航を全面停止しました。改札にはシャッターが降り、ホームに行けない。
車道ではリムジンバスも15時過ぎに運行休止に。お客様も従業員も身動きできない、陸の孤島になりました。
テナントさんの物の仕入れも大変でした。この大雪の時、知り合いの飲食店では食材が底をつき、メニューに無い料理をご提供したりして、何かお客様の為にできるような工夫をしていました。レジの小銭も無くなっておつりが払えないくらいだったらしいですが、スタッフたちの自前の小銭をかき集めて、乗り切ったそうです。
(この時の(ポケットマネー)は後日ちゃんと会社から戻ってきたとの事)
もちろん、航空各社、空港会社(空港のオーナー会社)等、お客様のご対応に全力で務めさせて頂きました。
②【エレベーター・エスカレーターが超絶スローモーション】
これは同僚ともよく話をしていました。
早い速度のところも有るかと思いますが、私がよくお世話になっていた国際空港のエレベーター・エスカレーターはびっくりするくらいスローモーションです。
空港で働いている時には気づきませんでしたが、外出で都内に出るとあれ?早くない?って気づいてしまう時があります。感覚は、犬の散歩でゆっくり歩いている時の0.5倍くらい。急いでる時は冷や汗が止まりません。
国際空港は、世界中から大きな荷物を持った旅客が必ず行き来する場所です。
エスカレーターやエレベーターに乗り慣れてない方、無茶な乗り方をする方も、お見かけしたことがありました。安全でゆとりをもった移動ができます。
実はエスカレーターの前で、乗るタイミングや、エスカレーターに乗るお手伝いをしてくれるスタッフもいます。大きな荷物を持ったお客様からすると、この案内は本当ありがたく職人技だと思います。
次回③④⑤に続きます。
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