空港・航空業界で働くメリット4
「休日もお得がいっぱい!?」
お疲れ様です。 ランナーガールです。
8年間空港・航空業界で務めていた時に感じた、メリットを書いています。
メリット④
【施設やショッピングでプチ☆隠れ良い事】
社員証のお話。
空港によって異なりますが私が働いていた時は、空港内を歩く時は職員は社員証を首から下げて業務する事を「空港会社」から推奨されています。(もちろんエアラインも推奨してます。)
色んな会社で成り立つ空港内で何かあった時に、すぐに連携できるように。
空港内で管理が厳重なエリアがあり、ちゃんとそのためのパスで、このエリアに入ってきてますよって各所に確認できるように。
で、ほとんどの社員が社員証首からかけて歩いているんですが、空港内や空港の外でお買い物をする時にこの社員証が役立ちます。
◆空港内でお買い物すると
・飲食店では「従業員限定ランチメニュー」が出てきたり
・アパレル・雑貨店では、お会計の時に社員証掲示で●%OFFだったり、
・値引きが難しいお店では「廃棄予定のちょっとした小物等」をいただけたりしました★(お菓子の詰め合わせとか‥)
◆空港外でも大活躍
空港会社が近隣店舗と連携しているジムや施設を、少しお得な価格で利用できたりします。
「エアラインが」というより、「空港会社が」従業員向けに行っている取り組み。
空港職員って、空港近くの町に集中して住むことが多いかなと思います。
・羽田だったら鎌田
・成田だったら成田市や印西
だからこの辺の地区と連携して、少しお得に使える施設があります。
私が特にお気に入りだったのが、銭湯!♨
空港近辺の銭湯が広くてきれいで、社員証掲示すると良心的なお値段で使えました。
あと駅前のホテルに付いてるジム等も、社員証見せたら1回300円とかで1日使いたい放題な所。
空港近辺のカラオケ店等も、社員証があるとドリンク1杯サービス(?記憶が曖昧)とかあった気がします。
空港やエアラインサイドも街の集客UPを目的としたイベントをしたり、提携店の宣伝等も時々行うので、空港と近隣の町はwin-winな関係なんです。
休日も社員証を持ち歩いて、何かあればすぐ出せるところに入れてました。
◆コロナ禍になった現在
今も空港に勤めている同僚から聞いた話では、今はこのシステムもほぼ無くなってしまい(一時中断をしたり)、ジムやお店が閉店してしまって使ってないそうです。
あの温泉はまだあるみたいで、また行きたいな。
次はメリット編ラストです。
空港・航空業界で働くメリット3
「お客様の空の安全を最優先に守ること」
お疲れ様です。 ランナーガールです。
8年間空港・航空業界で務めていた時に感じた、メリットを書いています。
メリット③
【職種関係なく全社員が緊急時の航空機からの脱出研修を受講します】
私が勤務していた航空会社では、グループ社員含む全ての社員が、緊急時の訓練を受講する事が必須でした。訓練は平日/午前と午後の部で時間が決まっていて予約制。
7日前にはもう埋まっているので早めに予約を取らないといけません。
1回の研修で25人くらいのグループだったかな、全国から職員が集まって都内の訓練センターで訓練を受けます。
目的は緊急事態が発生した際、CAさんの補助業務を行えるようにするため。飛行機内で「何がどこにある」「準備の対応」「緊急時のドア操作」「スライドを降りる実践研修」等を教わります。
この研修では、現役客室乗務員の教官が丁寧に教えてくれます。
普段安全ビデオとか見ていますが、救命胴衣がどの辺にあるか、酸素マスクの付け方、実践するとなかなか思うようにいかない。
取り外し方とかがわかると、その後のやり方はシンプルで覚えやすい物でした。
これがわかっただけでも、もし何かあった時に冷静に対応できる。
そう思えた研修でした。
緊張したのが、モックアップで火災を想定した「ドアを開ける⇒お客様誘導⇒「滑り台」から脱出」訓練。
声が小さいと「やり直しましょう!お客様に聞こえないと意味がないですよ」とご指導をいただいて皆本気で取り組みます。パニックにならないように、落ち着いて、大きな声で掛け声をかけあいます。
「頭を下げて!頭を下げて!ヘッドダウン!ヘッドダウン!」
そしてお客様の誘導と、緊急脱出の滑り台から滑る実戦練習。高さがあって汗をかきました。
実戦練習をした後。
別の訓練センターへ移動して、・今後の目標・あるべき企業の姿とは?というグループディスカッションをします。私のチームでは、パイロットさんや機内食製造の職員、カード会社職員、地方空港のグランドハンドリングさん等、グループ会社のいろんな職種がミックスしていました。それぞれ個々がどんな仕事をしているのか、一日の流れを知れて、航空業界ってやっぱり楽しいし奥が深いなと思いました。空の安全や楽しみを、こうやってみんなで作り上げていく所に胸が熱くなりました。
航空機事故の啓発センターで、過去の航空機事故で回収された、実際の部品なども見せていただきました。あんなに固い鉄の塊が原型をとどめて居なかったり、座席がありえない角度で曲がっていたり…アンケートやテストをして研修終了です。
機内で緊急事態が起こった時、CAさんが近くに居ないときに、他に近くに頼りになる方が居るかもしれません。それは、訓練を受けた社員かも。
多くの人が安心して楽しくフライトできるよう、その航空会社の全社員にこのような研修を必須にしているエアラインは、本当に素晴らしい事だと私は思います。
空港・航空業界で働くメリット2
「あれ?テレビに映ってるあの人、友達じゃない⁉」
お疲れ様です。 ランナーガールです。
8年間空港・航空業界で務めていた時に感じた、メリットを書いています。
メリット②
【テレビに知り合いがよく映る】
有名人やアスリートの方のアテンドしてる空港スタッフ、空港ロケのエキストラ、
空港ロケのバラエティで後ろのほうからこっちに歩いてくるあの人…
よく見てみると、知り合いが頻繁に映りこんでいます。
デメリットにもなるかもしれません。。ただ、意外と仲間内では、映り込んだ知り合い見つけて本人に「昨日、●●のテレビに映ってたよー」って会話をする事が多いです。
本人も「えー!?気づかなかった」とか
「テレビのスタッフに10分で良いのでここに立ってくれませんか?って言われた」とか状況は様々。
とある国際空港の有名人やアスリートをアテンドしているスタッフは、よく同じ人がアテンドスタッフとして映ってます。その空港の保安専門の人なんでしょうね。
私は某空港のスポーツサークルに所属していて、空港内の様々な会社の人達と知り合えたのですが、その方々もよくテレビに映りこんでました。
私も時々映り込んでいたらしいです。
「YOUは何しに日本へ」はよく映っちゃうし、知り合いも発見率が高いです。
佐藤健さんと上白石萌音さんの「恋はつづくよどこまでも」では、コロナ禍での空港撮影の時、空港に人もおらず、職員に声をかけてエキストラを募っていました。
空港内掲示板には、「●●のドラマのエキストラ募集!日時は~」という張り紙があったり、
エアライン関連ドラマでは、社内掲示板で「TV番組のエキストラ募集」ってアナウンスがあったりしました。
もちろん仕事優先で勤務外厳守!ボランティアです✨
自分の気づかないところで、昨日「映ってたよー」は少しドキッ!としちゃいます、間抜けな顔してたんだろうな…とか😅 気にしすぎかな。
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空港・航空業界で働くメリット1
「よく聞くあの噂、本当なの?」
お疲れ様です。 ランナーガールです。
私が8年間、空港・航空業界で働いた時のメリット・デメリットを書いています。
◆メリット編
①【旅行に行きやすい】
空港職員が時々言う、「旅行に行きやすい」説は本当です。
以前勤めていた私の職場は旅行好きな人が多くて、金曜日の朝に「今日仕事終わりに台湾行ってくるー」って会話をしていました。隣の席だった先輩は韓国が好きで、
⇒金曜日@仕事終わりにロッカーで軽装に着替えて、そのまま飛行機乗って韓国へ
⇒土曜日@韓国で食べまくり&ショッピング
⇒日曜日@帰国
⇒月曜日@出社 というサイクルを乱発していました。
国内出張の場合は、飛行機出発30分前までオフィスで仕事しても、慌てることなく余裕を持ってボーディングブリッジまで間に合いました✨
ターミナルが違えど、40分前までにオフィスを出れば余裕を持って飛行機に乗れます。
あと、確かに自社便を使う事もありました。
ですが、LCCという航空会社が素晴らしく、片道8000円で関空まで行けるし、便数も多いので、時間を有効活用できて便数の多いLCCをよく使っていました。
自社便はお客様優先なので、職員は乗りたい便を見送る事がよくあります。
LCCはサービスも良く、お客様の誘導もてきぱきしていて、男性のCAさんが多いのも私は安心感があってよく使っていました。
海外に行くときは、座席が広いフラッグキャリアを選びましたが、飛行時間5時間くらいだったら、私はLCCも含めて乗りたい「時間」の飛行機を予約します😊
仕事終わりに職場で着替えて、そのまま手荷物検査⇒飛行機搭乗へ。
旅行好きには嬉しい職場でした★
そして、空港を拠点に働いている人は、移動手段に新幹線よりも飛行機を使う事が多いんじゃないかなと個人的に思います。
~メリット編②へ続く~
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空港・航空業界で働くメリット・デメリット③
「よく聞くあの噂、本当なの?」
お疲れ様です。 ランナーガールです。
空港・航空業界で8年働いた時の、ここはちょっと…という裏話。
今日はデメリット編ラストです。行きましょう!どんっ!
⑤【オフィスまでが遠い】
ええ!?それだけ!?と思ったそこのあなた。すみません。
オフィス棟はどこも空港内の遠い所にありました。
空港駅を降りて歩いて15分~20分くらい。エレベーターやエスカレーターがスローモーションなので、私はひたすら階段等を使ったりして出勤していました。
他社エアラインさんも、駅降りて⇒空港内歩き⇒一回外出て⇒従業員専用通路歩いて…といった通路を駆使して出勤の連続で、走っても何とかするのは難しい距離の所に、オフィスがありました。
勤務地空港の採用情報を見ていると、「駅直結!」と書かれていたりしますが、間違っていないけど、少し歩くかも!?って事は頭の片隅に入れておくとベターかも!
デメリットはこんな感じ。
次はメリットです!これは沢山あるので、書くのが楽しみです★
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空港・航空業界で働くメリット・デメリット②
「よく聞くあの噂、本当なの?」
空港・航空業界で働いた時のデメリットの続きです。
メリットの方が多いと私は思っているので、これも後で書きます。
早速、
◆デメリット編
③【空港は辺鄙な所にある】
国際空港は街から離れた、周りに何もない広大な土地にあります。
私は実家が空港から車で20分くらいの所なんですが、それでも飛行機の音がガンガン聞こえてきます。いまだに騒音問題とかありますよね。
基本空港ってどこも遠いです!
遅刻しちゃう!走れば間に合う!というレベルでは無く、その点はデメリットかな。
「会社にケータイ忘れたから取りに帰る」というのも、戻るのはヘビーな距離なので、帰宅直前にケータイを会社に忘れた時は、その日は諦めてました。
勤務中は空港から出られなくなった事が何回かありました。
2018年、海の上に建てられた関西国際空港に大型台風が直撃しました。
丁度この時、関空勤務だったのですが倉庫が浸水して対応をしていました。
さらに、関空の連絡橋が崩壊し、通行止め!
この連絡橋、関空に出入りするには必ず通る道なので、この道が使えないと脱出手段がありません。。
関空自体も主電源が浸水でやられてしまったようで、非常用電源で薄暗い明かりの中を過ごしました。この時、空港会社(エアラインではなく、空港会社)の職員さんが、お客様・私達従業員にも、食料や体調を気遣ってくれる言葉をかけてくれたのが印象的でした。ご自分たちも辛いだろうに・・・。
辺鄙な所にあるので、何かあった時はちょっと厄介です。
④【空港価格@物価が高いです】
街で見かけるチェーン店等のテナントのメニュー、よーく見ていると若干割高です。
理由は、空港出店の家賃です。結構ハードルが高いそうです。
世界中の人が必ず立ち寄る空港
⇒目にとめてもらう、世界の中で知名度が上がる可能性が高く、コロナになる前は出店するのに競争率が高かったそう。
その家賃やなんやらで、街で見るよりも売価が少しUPしている店舗があります。
山登りすると、山の上だと自販機が少し高いかなーとかそんな感覚です。
個人的に空港内のコンビニ売価はそんなに差額なかったかも⁇私が気づかなかっただけかしら?
中には、他の店舗と同価格で販売している店舗もありますよ✨
次はデメリットラスト。早くメリットも書きたい♪
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空港・航空業界で働くメリット・デメリット①
「よく聞くあの噂、本当なの?」
空港・航空業界で働いた時の裏側のお話を書いてみたいと思います。
お疲れ様です。
ランナーガールです。私は航空業界の裏方として8年空港に勤めました。
勤務体系は、土日祝日休みのカレンダー暦通り。
メリットデメリットについて、沢山ありますが5個ずつピックアップします。
まずはデメリットから行きましょう。
◆デメリット編
①【天候に左右されやすい】
これは、航空業界あるあるですよね。台風や大雪に大きく左右されます。
2014年千葉県のハブ空港では、近年まれにみる大雪で空港から出入りする鉄道3社が、17時台に運航を全面停止しました。改札にはシャッターが降り、ホームに行けない。
車道ではリムジンバスも15時過ぎに運行休止に。お客様も従業員も身動きできない、陸の孤島になりました。
テナントさんの物の仕入れも大変でした。この大雪の時、知り合いの飲食店では食材が底をつき、メニューに無い料理をご提供したりして、何かお客様の為にできるような工夫をしていました。レジの小銭も無くなっておつりが払えないくらいだったらしいですが、スタッフたちの自前の小銭をかき集めて、乗り切ったそうです。
(この時の(ポケットマネー)は後日ちゃんと会社から戻ってきたとの事)
もちろん、航空各社、空港会社(空港のオーナー会社)等、お客様のご対応に全力で務めさせて頂きました。
②【エレベーター・エスカレーターが超絶スローモーション】
これは同僚ともよく話をしていました。
早い速度のところも有るかと思いますが、私がよくお世話になっていた国際空港のエレベーター・エスカレーターはびっくりするくらいスローモーションです。
空港で働いている時には気づきませんでしたが、外出で都内に出るとあれ?早くない?って気づいてしまう時があります。感覚は、犬の散歩でゆっくり歩いている時の0.5倍くらい。急いでる時は冷や汗が止まりません。
国際空港は、世界中から大きな荷物を持った旅客が必ず行き来する場所です。
エスカレーターやエレベーターに乗り慣れてない方、無茶な乗り方をする方も、お見かけしたことがありました。安全でゆとりをもった移動ができます。
実はエスカレーターの前で、乗るタイミングや、エスカレーターに乗るお手伝いをしてくれるスタッフもいます。大きな荷物を持ったお客様からすると、この案内は本当ありがたく職人技だと思います。
次回③④⑤に続きます。
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